9/29(土)「ゲノム編集に規制は必要か」シンポジウムご案内
シンポジウム
「ゲノム編集に規制は必要か」
ご案内
生活クラブ京都エル・コープは9月理事会にて、たねと食とひと@フォーラムが主催するシンポジウム「ゲノム編集に規制は必要か」の趣旨に賛同し、より多くの方にお知らせしていくことを決めました。
開催地は東京ですので京都からは遠方となり、シンポジウムへの参加はかなり難しいと思いますが、関心を寄せ続けたいと思います。
【テーマ】ゲノム編集食用作物技術と規制づくりについて
【日時】2018年9月29日(土)13:30~16:30 13:00受付開始
【会場】明治大学リバティタワー1123教室 アクセス
【資料代】一般1,000円 たねと食とひと@フォーラム個人会員800円 学生500円
【主催】たねと食とひと@フォーラム
【申込・問合せ先】たねと食とひと@フォーラム事務局
名前、連絡先、参加人数を記載の上 FAX:03-6869-7204 または Email:info@nongmseed.jp にてお申込みください。
以下、たねと食とひと@フォーラムHPより ~~~
9月29日にシンポジウム「ゲノム編集に規制は必要か」を開催いたします。シンポジウムではゲノム編集の農業応用をめぐる異なる立場の代表をお招きし、それぞれの見解を聞きつつ、環境への影響、食品としての安全性、表示の有効性を議論いたします。妥当な規制のあり方をめぐる合理的な論点を、それぞれのテーマで明確化することをめざします。
シンポジウムゲノム編集に規制は必要か ご案内
政府が今年6月にまとめた「統合イノベーション戦略」に基づき、「ゲノム編集」で作られた生物の法的規制についての検討が行われました。昨年、規制の必要を訴える意見書を出した当会にとっては歓迎すべき動きですが、中長期的な生態系の維持を犠牲にした「イノベーション」の推進には注意が必要です。自然環境への影響、食の安全、食品表示のあり方を一つずつ考えていく必要があります。この7月に環境省の専門委員会では、自然環境への影響を規制するカルタヘナ法が定義する「遺伝子組み換え作物」にゲノム編集の産物を加えるか否かについて、実質的な議論が行われず計2回の会合で終了してしまいました。
しかしこの専門委員会には問題があると考えます。はじめから、外部からの核酸導入のないゲノム編集を規制対象外とするという方向性が鮮明になっていました。しかもここに参加しているのはバイオテクノロジー研究者ばかりで、その影響を受ける生産者や消費者の代表はまったく加わっていません。これは広く市民全体の意見を反映した方針を打ち出したものではありません。
たねと食とひと@フォーラムは、バイオテクノロジーの農業応用の完全禁止を求めているわけではありません。ただ。広い層の市民を巻き込んだ社会的議論をふまえて、適切な規制のあり方を考えていくことを訴えています。今回のシンポジウムでは、ゲノム編集の農業応用をめぐる異なる立場の代表をお招きし、それぞれの見解を聞きつつ、環境への影響、食品としての安全性、表示の有効性を議論いたします。妥当な規制のあり方をめぐる合理的な論点を、それぞれのテーマで明確化することをめざします。市民一人一人が当事者であるこの問題に関して、多くの方の参加により取り組んでいきたいと考えています。
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