放射能検査結果ニュース 2015№5
2015年度の関西独自消費材の放射能検査結果をお知らせします。
●● 生活クラブではどんな放射能検査をしているのですか? ●●
2011年3月11日以降の検査が
80,000検体を超えました
① 検査の回数
消費材を万遍なく検査しています。例えば醤油であればこの4年半の間に、49回。豚肉は410回検査しました。(いずれも生産者の自主検査を含みます。) 「不検出」の結果を積み上げることで、安心して食べられる証明をしています。2014年度は19,687検体を測定しました。飯能、戸田両DCでのワーカーズへの測定作業委託費、検体試料の購入費、検査機の減価償却費など合わせて約4,000万円が必要でした。
② 状況の変化に合わせて検体数を減らして、検査精度(検出下限)を追究してきました
生活クラブの放射能検査はチェルノブイリ原発事故の2年後から放射能汚染食品測定室(測定室)で始めました。11年3月の福島第一原発事故の直後は測定室で週3検体程度原乳、畜肉、鶏卵中心の検査をしました。
放射能検査は同じ検査機、同じ検体量で、検出下限を半分にするためには、検査時間を4倍にしなければなりません。汚染状況と、積み上げた検査結果から、検体数と検出下限のバランスを取りつつ、検査機の能力を最大限使い、検査を継続してきました。
「放射能検査結果Web検索」http://www2.seikatsuclub.coop/housha/ では日付での検索と消費材での検索ができる様になっています。
「最新の放射能検査結果」https://seikatsuclub.coop/news/detail.html?NTC=0000028589/ もご参照ください。
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