学習会「福島第一原発事故の現状と今後」
学習会参加者募集
福島第一原発事故の
現状と今後
主 催:生活クラブ京都エル・コープ理事会
協 力:協同組合運動研究会
日 時: 2011年6月18日(土)
13:00~15:30
会 場: キャンパスプラザ
第3講義室(略図参照)
講 師: 小林圭二さん
(元京都大学原子炉実験所講師)
核兵器と比較するのもよいたとえではありませんが、広島、長崎の原爆投下後、多くの被爆者をだしながらも人々は再び住むことができました。しかし原発が爆発したチェルノブイリ事故では今も30キロ圏内では人が住めません。これは原爆の死の灰の量に比べて、原子力発電所が溜め込んでいる死の灰の量が、一つの原子炉で1000倍もあるからで、地表の汚染が比較にならないからです。福島第一原発事故の場合、いまも原子炉の安定化は行く末が見えず、4つの炉の放射性廃棄物が今後も継続的に降りかかってくるという現実があります。
私たちはいまや被曝と隣り合わせの生活を強いられることになりました。現地だけではなく日本中が放射能と付き合うほかない生活となっています。
このような現実を踏まえ、私たちは「(仮称)原発事故を考える会」を自主委員会として立ち上げ、この新しい事態に対してどのように対応していくかについて検討を始めます。その最初の企画として原発事故そのものについての学習会を設けました。
京都大学の原子炉実験所(熊取)に勤めながらも、長年原発の危険性について警鐘をならすだけではなく、専門家の立場から訴訟にも関わり、市民団体や現地の住民の方々とも活動してこられた小林さんから、今回の事故とその今後についてお話していただきます。奮ってご参加下さい。
締め切りは6月10日です。
お問い合わせ:生活クラブ京都エル・コープ 075-934-7371