放射能検査結果ニュース 2017№11

2017年度の関西独自消費材の放射能検査結果をお知らせします。

 

▼ 配布しているチラシはこちら

放射能測定結果ニュース2017-11.pdf

 


 

▶ 関西独自材の放射能測定結果

2017年度検査は終了しました。1年分を改めて掲載します。

対象消費材 産地
生産者

検査日
検査機関

Cs134
Cs137
セシウム
合計
パン用小麦粉
(夢の力)
北海道
朝日製パン
3月21日
生活クラブ
ND/0.5
ND/0.5
ND/1.0
パン用小麦粉
(赤星)
北海道
朝日製パン
3月22日
生活クラブ
ND/0.5
ND/0.5
ND/1.0
菓子パン用
 小麦粉
北海道
パンドカンパーニュ
4月26日
生活クラブ
ND/1.1
ND/0.9
ND/2.0
はりま(もも肉) 徳島県
丸本
4月27日
生活クラブ
ND
ND
ND/1.0
豚モモ肉 徳島県
ウィンナークラブ
4月4日
日吉
ND/1.0
ND/1.0
ND/2.0
パクパクウィンナー 徳島県
ウィンナークラブ
4月4日
日吉
ND/1.0
ND/1.0
ND/2.0
黒豆納豆 大阪府
山重食品
5月17日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
小粒納豆 大阪府
山重食品
5月17日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
さくらんぼ 山形県
 (高畠町)
米沢郷牧場
5月27日
㈱理研
ND/0.46
ND/0.48
ND/0.94
ブラウン
マッシュルーム
兵庫県
扇港興産㈱
6月22日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
褐毛和牛 熊本県
熊本経済連
7月27日
生活クラブ
ND/0.8
ND/0.9
ND/1.7
山梨県
山梨自然塾
7月13日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
板こんにゃく 原料産地
 栃木県
大矢商店
7月13日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
トマト 青森県
八峰園
8月3日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
にんにく 青森県
八峰園
8月3日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
枝豆 茨城県
茨城BM
8月10日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.2
ゴボウ 茨城県
茨城BM
8月10日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
えのき 長野県
信州産直組合
9月1日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
ぶなしめじ 長野県
信州産直組合
9月1日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
洗いナメコ 長野県
信州産直組合
9月1日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
エリンギ 長野県
信州産直組合
9月1日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
りんご(つがる) 長野県
八ケタ会
8月30日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
巨峰 長野県
八ケタ会
8月31日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
えのき茸 長野県
宮崎きのこ園
9月21日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.3
竜王米
(みずかかみ)
滋賀県
竜王町稲作
 経営者研究会
9月18日
生活クラブ
ND
ND
ND/1.0
米沢米
つや姫玄米
 (高畠町)
山形県
あかとんぼ
 (米沢)
10月18日
㈱理研分析センター
ND/1.0
ND/1.0
ND/2.0
米沢米
ひとめぼれ玄米
 (高畠町)
山形県
あかとんぼ
 (米沢)
10月18日
㈱理研分析センター
ND/1.0
ND/1.0
ND/2.0
米沢米
コシヒカリ玄米
 (高畠町)
山形県
あかとんぼ
 (米沢)
10月18日
㈱理研分析センター
ND/1.0
ND/1.0
ND/2.0
豚肉モモ 徳島県
石井養豚
10月18日
㈱日吉
ND/1.0
ND/1.0
ND/2.0
パクパクウィンナー 徳島県
ウィンナークラブ
10月18日
㈱日吉
ND/1.0
ND/1.0
ND/2.0
大根 山梨県
白州森と水の里
 センター
11月2日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
くびき
コシヒカリ玄米
新潟県
ピュアライス
 比岐野
11月7日
㈱理研分析センター
ND/1.4
ND/1.2
ND/2.6
りんご(ふじ) 長野県
八ケタ会
11月16日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
豚肉 徳島県
石井養豚
11月17日
生活クラブ
ND/0.9
ND/1.0
ND/1.9
ラ・フランス 山形県
米沢郷牧場
11月21日
㈱理研分析センター
ND/0.81
ND/0.83
ND/1.64
原木生しいたけ 高知県
四万十
 きのこの会
11月24日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.8
生いも
板こんにゃく
原料産地
 栃木県
大矢商店
2018年
 1月22日
生活クラブ
ND
ND
ND/6.0
大豆
フクユタカ
(豆腐・揚げ原料)
滋賀県
豆伍心
2018年
 1月4日
㈱アレルギー
 食品センター
ND/2.8
ND/2.3
ND/5.1
大豆
エンレイ
(豆腐・揚げ原料)
新潟県
豆伍心
12月26日
㈱アレルギー
 食品センター
ND/2.3
ND/2.3
ND/4.6

【検査結果の見方】 単位:Bq/kg 「検出値/検出下限値」で示します。
半減期の長いセシウムに絞って検査をしています。セシウム134、セシウム137の合計値で「検出限界値」を記載します。検出値欄のNDは、検出限界値未満での不検出を表します。
※2013年4月から生活クラブ連合会の飯能DC検査室に導入した放射能測定機5号機はセシウム134とセシウム137の合計値で算出することにより感度を高めています。そのため、連合会の5号機による検査ではそれぞれの数値は表示されません。

 

▶ 生活クラブ連合会の放射能測定結果

▷ 2月は770検体の放射能検査を実施しました。
2月1回~2月4回(2/5~3/4)の放射能検査は770検体で、そのうち714検体(92.7%)は放射性セシウム不検出でした。検出はいずれも関西では取り扱いのないものですが、生椎茸3品目15検体、レンコン5品目29検体、舞茸2品目6検体、さつまいも2品目2検体、レモン1品目1検体、ナメコ1品目1検体、黒磯米1品目1検体、味噌汁なめこ1品目1検体の16品目・56検体でした。2/23検査の生椎茸(中伊豆椎茸部会)はセシウム合計75Bq/kgと自主基準を超えたため供給をいったん中止し、翌週より他の圃場のものを供給しています。
検査の詳細情報は、生活クラブ連合会のWEBサイトの放射能検査結果Web検索をご参照ください。

 

▷ 2月(2/5~3/4)の検査数

種別 検査室 戸田 測定室 外部 合計
消費材検査 418 338 11 0 767
生産者原料 0 0 0 3 3
生産者製品 0 0 0 0 0
合 計 418 338 11 3 770

*福島第一原発事故以来の累計検査数 105,100

 

 

 


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生活クラブの放射能検査のしくみや放射能対策について、わかりやすくお伝えしています。

 

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生活クラブ風車「夢風」から広がるいきいきした交流と地域活性化

 

生活クラブでは、原発のない社会をめざしてさまざまな活動をしてきました。再生可能エネルギーを「つくる」、エネルギーの使用を「減らす」、再生可能エネルギーを「つかう」を掲げ、その具体的な取組みとして、2016年に電気の共同購入をスタートしました。

「生活クラブでんき」は自然エネルギーの割合が高い電気を共同購入できることが大きな特徴です。この「生活クラブでんき」の取組みの起点ともいえるのが、2012年に秋田県にかほ市に建設された「生活クラブ風車・夢風(ゆめかぜ)」。建設から6年経ち、「夢風」は自然エネルギーを供給する施設というだけにとどまらない広がりを見せています。その様子を、(株)生活クラブエナジーの半澤彰浩代表取締役(生活クラブ神奈川 専務理事)に聞きました。

 

■「生活クラブ風車・夢風」が建設されるまで

生活クラブは、日本各地の生産者と連携して共同購入を50 年以上すすめる中で、「安全・健康・環境」を追求してきました。環境への負荷削減については、びんや卵パックのリユースやせっけんの利用の促進など、「省エネ」を中心に行ってきました。しかし、電気やエネルギーも「食」と並んで私たちの生活に欠かせないものであり、自分たちで積極的に自然エネルギーを作っていく「創エネ」が、環境対策として大事なのではないかという議論が、生活クラブの中でずっと行われてきたのです。

そのような議論のベースがあった中で、生活クラブ神奈川が2010年に設立40周年を迎えるにあたり、節目の事業として「風車の建設」が持ち上がりました。他県の生活クラブにも呼びかけ、最終的には生活クラブ首都圏4単協(東京・神奈川・埼玉・千葉)で建設することになったのです。建設地を多数吟味し、一定の風速があり風況のよい秋田県にかほ市が建設地に決まり、風車は2012年3月より稼動を開始しました。「夢風」という名前は地元の小学生につけてもらった名前です。

■ 風車を起点に広がり始めた交流活動

そのようにして事業のスタートは切りましたが、当時はまだ固定価格買い取り制度(再生可能エネルギー源を用いて発電された電気を、一定価格で電気事業者が買い取ることを義務付けた制度)もなかったので、風車の建設と運営には困難が伴い、生活クラブ内でも多くの議論が巻き起こりました。 中でも生活クラブらしかったのは、風車を地方に作ってそこで起こした電気を首都圏で使う、という関係だけではなく、もっと風車の地元にもプラスの効用を生むような、活発な関係を探るべきではという意見が出てきたことです。そこで始まったのが、秋田県にかほ市の方たちと、組合員の交流活動です。単に「エネルギー」だけでなく、人と人の交流や、物産の取組みなどの連携を深めています。

 

■ 農産物の仕入や小学校の環境教育へ

このような連携から、にかほ市で作っている加工用トマトや大豆などの農産物を、生活クラブの消費材用原料として仕入れる取組みが広がっています。 また風車の内に入ってもらうなど、小学校の授業でこの「生活クラブ風車・夢風」をエネルギー学習の素材として生かす試みも始まっています。

 

■ 地元の人にとって特別な「顔の見える」風車

風況のよいにかほ市には、生活クラブのもの以外にもたくさんの風車が建っていますが、多くの場合は地元の人にとって「誰のものかわからない」風車です。しかし生活クラブの風車は、交流活動を通じて、どんな人がやっている風車なのかわかる、「顔が見える風車」となっているそうです。

 

■ 自然エネルギーから地域の自治が生まれる新しいモデルへ

自然エネルギーはこのように、地域と人が結びついてエネルギーを生み出し、それによってその地域にお金がもたらされる、そうした自給・自治のモデルになり得るのです。自然エネルギーによるしくみづくりが、脱原発社会への歩みとなることはもちろん、地域の活性化にもつながっていくような例をなるべく多く生み出したい、それが生活クラブの目標です。<(株)生活クラブエナジー 半澤彰浩代表取締役 談>

 

 

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