竜王米 お米だより3(6月)

6月6日
前回の産地訪問から1か月たちましたが、
今日も田植えを見ることが出来ました。
田村さんは代掻きを、
息子さんはキヌヒカリを植えておられました。

 はじめの田植えから1ヶ月も経ってるから、収穫も1ヶ月くらい遅くなる?
そう思ったのですが、水温が高くなってきているから生育も早く、 
収穫するのはわずかにずれる程度だとか。
収穫時期が一時に集中するとどうしても収穫できる量に限りがあるが、
品種を変えて収穫時期をずらすことで作業を分散できると、
作付けする量も増やせる、そんな話を以前聞きました。
わずか1週間程度でも収穫時期がずれることに、そういう意味があるんですね。

 竜王町稲作経営者研究会の前会長、田村さん。
会のなかでは、いちばんたくさんお米を作っておられます。
とにかく情熱的!
1つ聞くと10くらいお返事を返して下さるので、メモしきれないくらい。

 たとえば
そろそろ雑草伸びてきてるけど…
イネ科の雑草が生えて、そこについた虫がイネの穂がなる頃に
移ってきてしまうから、稲穂が出る前には草刈をしなくてはいけない。
雑草を刈るにも刈るべき時がある。
田村さんは時期を見逃さずやれば薬使わなくても大丈夫なんだ、   
とおっしゃいます。信念を感じる強い言葉。
知らないことがたくさんあって、いつまでも聞いていたい気持ちになります。
仕事の邪魔をしてはいけないと、しぶしぶさよならをします。

生産者の田んぼに限らず、あちこちでこの看板を見かけます。
滋賀県が認証する「環境こだわり米」の田んぼです。
化学合成農薬の使用量、
化学肥料の使用量が滋賀県の慣行栽培基準の半分以下、
環境にやさしい栽培技術を取り入れています。

 5月、あんなに緑色だった麦が金色に変わっていました。
もうすぐ収穫ですね。

 竜王の稲作には琵琶湖の水と山からの川の水が使われています。
琵琶湖から水を汲み上げ、このような池に貯水し、
ここからそれぞれの田んぼへと流れていきます。

琵琶湖のお水がお米づくりに使われていることにびっくり。
使ったお水はまた琵琶湖に帰るから、
生産者が代掻きで濁水を流さないように気をつけておられることに納得。

京都の私たちも琵琶湖の水をいただいています。
竜王米と私たちのつながりを感じます。

日野川の頭首工。
川の水をここで堰きとめ流水を調整しています。

 

6月26日

竜王米実行委員会で計画中の、“夏休み田んぼツアー”
の企画を検討しに竜王にやってきました。
組合員おおぜいで訪れて、さてどこをどう見るか・・・
何を感じるか・・・
ゼロから作っていくのはムツカシイ!

竜王町って、遺跡や神社、仏閣がとても多いところだということを発見。
地図を見て、地名とか神社の位置から目を付けたのが雪野山。
妹背の里というキャンプ場もある。
みんなでお弁当たべるにはちょうど良さそう・・・

浄化池
このあたりの田んぼのお水はここから出てここに戻るようになっている。
葦も生えていて、水を浄化しています。

土地改良区の職員さんが水質検査に来ておられるのに出会いました。
毎日検査に来られるんだとか。
検査器具を見せてもらっています。

 葦からは鳥のさえずりが聞こえてきて・・・
きっと巣になっているんでしょうね。

お米だより4へ続く

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