りんごSALON

生産者2011年1月13日西センターに毎年おいしいりんごを届けてくださっている八ケタ会の内山さん(写真左、生産者№12)峯村さん(写真右、生産者№13)にお越しいただき“りんごSALON ”を開催しました(産直リーダー養成講座と同時開催です)。
初めに、年間を通しての八ケタのリンゴの木の様子、作業の様子をビデオ・スライドにて紹介。
現地ではこれから枝の剪定作業に入ります。どの枝をどれくらい切るか、春以降の花付きに関係するとても重要な作業です。
次に”模擬”目合わせとなりました。エル・コープへの出荷基準を生産者さんたちで確認しあう会議が「目合わせ」です。
普段ははじかれて出荷されないリンゴをわざわざ持ってきていただき、規格や病気について教わりました。毎年聞いていることながらイメージの付きにくかったものが実物を見ながらだとよく理解できました。

<出荷しないりんご>
黒星病☆黒星病(くろぼしびょう)
かさぶた状、実が小さいうちにたくさんできて周りを覆う。
中はキレイだが、その部分が引きつれて大きくならないので、たいてい小さいうちに摘果する。



 

 

輪紋病

☆輪紋病(りんもんびょう)
小さな黒点。すぐに広がる。中も黒い。
<出荷して大丈夫なりんご>
 

 

 

 

つる割れ☆つる割れ
このりんごの場合、割れている部分が乾いていて腐りが進まないので出荷できる(乾いていないものは出荷しない)。
しっかり熟していておいしい。
 

 

 

さび☆さび
表面が赤茶色に焼けたような感じ
見栄えの問題で、味にまったく影響はない。
中もキレイ
その年のリンゴの出来具合によってどれくらいの割合で入れるか話しあって決める。
 

 

 

<形の悪いもの> 丸くないだけ。味は変わらない。数%の割合で入る。
形の悪いもの☆通称 “象鼻(ぞうばな)”
文字通り象の鼻の付け根のような形になっている。
☆丸くない。
形が悪いのは受粉が十分に行われなかったからで、切ってみるとこのりんごには種が2つしかない
 

他に、判断に迷う例などもあげてもらいました。
 

 

 

 

 

リンゴ料理話の盛り上がる中、産直委員持参のリンゴ料理の試食で休憩となりました。
蜜煮、クッキー、ケーキ、キムチ和え、りんごのスープなど好評をいただきました。
その後はりんごに関わるさまざまな話題となりました。
今年炭素病被害が大きかった王林は菌が入るのは5月~6月で、感染に特に弱い種類なのだそうです。
しかし、出荷出来たものについては特別美味しいものが届きました。
りんごは花に違う種類の花粉が付かないと結実しないので混植し、
マメコバチという受粉用のハチを飼っている生産者も多いそうです。
サロンの様子作る品種は作業が一時期に偏らないように考えられていて、内山さんは巨峰、峯村さんはプルーンも栽培しているので、作業の重なるつがるや千秋は作っていません。峯村さんは、エル・ニュースに載っているりんご村便りを書いてくださっていることもあり「生産者さんの一日が知りたい」「作業の様子を知りたい」といった組合員の素朴な思いも伝えました

 

 

感想
今回の実物を見ながらの出荷基準の確認は分かりやすく、届けられたリンゴが選抜の目を通ってきたものだという実感がわきました。また、8月末~11月末という3か月も収穫時期の幅のあるリンゴの開花が、5月の1,2週間の間にどの種類も咲いて受粉が行われるということに驚きました。一面のリンゴの花畑を眺めてみたいと思いました。

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